ドイツのちょっと変わったクリスマスマルクト。
Siegburg(ジークブルク)でこの変わったマルクトを体験できるとの噂を聞きました。
中世ヨーロッパをイメージしたものだとか。
一体どんなものか気になります。
ということで、Siegburgまで電車で行ってきました。
デュッセルから最寄り駅のSiegburg/Bonn駅までは約1時間。
マルクト会場まではそこから徒歩5分です。
マルクトの入口に到着すると、そこは中世。
中央ステージに中世の衣装を着た人が並んでました。
なんか劇っぽいことをしてます。
みんな真剣に鑑賞中。
時折笑いが起こるけど1つもわかりません。笑
ここを抜けると、すぐ横にはクリスマスマルクト定番のGlühwein(ホットワイン)売り場。
雰囲気がいい感じ。
店構え、衣装、容器、全てにおいて雰囲気が出ています。
周りのお店も中世風。
衣装売場には中世のコスチュームが並びます。
革製品売場
皮製カバンがたくさん置いてあります。
陶器売場
こうやって売られると、全部アンティークに見えてくる。
謎の小物店
何かの角が売られてます。
コップとして使うみたい。内側はドイツらしく、200mlの目盛りが付いていました。
スパイスショップ
中世ヨーロッパでは、貴重な香辛料。
計量方法の説明。
単位が全然わからん。
昔はこんな感じで売られていたのかな?
小物店 Part2
編み物やぬいぐるみ達が並んでます。
こちらも、なぜかアンティークぽく見えるから不思議。
鍛冶屋
作業場が併設。石炭の燃える匂いも相まって、テンションがあがります。
おそらく作業場はフェイク。
ロウソク屋のカラフルなロウソク達
自分で作ることもできます。
店構えと衣装が独特で、違う世界に迷いこんだ気分。
また、街中のクリスマスマルクトは、カラフルで華やかな感じが普通ですが、ここのマルクトは厳かな感じ。
不思議な感覚に陥ります。
食べ物も普段のクリスマスマルクトと少し違いました。
普段ならライベクーヘン、ポメス、ブルストが立ち並びますが。
見たことがないのがチラホラ。
例えばシュペッツレ(spätzle)
ドイツの短いたまご麺。クリームソースが良く合います。
もちもちでしっかりとした歯ごたえ。
ドイツでコシがある麺はめずらしい。
カレーピラフ
お皿がキャベツ。
カレーとスパイスの風味が効いて、ちょっとオリエンタルな感じ。
中世ヨーロッパはこんな料理があったのかな?
メット(Met)
蜂蜜ワインです。
これはクリスマスマルクト定番の飲み物だけど、デュッセルではほとんど見ません。
甘くて飲みやすい。蜂蜜の香りがすっきり抜けていきます。
美味しくてたくさん飲みたくなるけど、アルコール度がワインより高いので、飲み過ぎ注意。笑
そして、マルクトの一番奥にはメインが待っていました‼︎
なんと・・・
豚の丸焼き!
こんなの漫画でしか見たことないぞ。笑
実物はちょっとグロいです。。
もうすでにお腹がいっぱい。写真だけ撮ってスルー。
マルクトの中心には、中世を感じるメリーゴーランドがありました。
手動です‼︎
中央の柱のそばに立っている2人の女性が、一生懸命ハンドルを回します。
1人はスタッフで、1人は親御さん。
大変だ。。。笑
中世ヨーロッパと聞いたときは、フランスのベルサイユのような派手なドレスや、甲冑騎士を思い浮かべましたが、全然違ってました。笑
(昔の日本と聞いて、着物と侍・忍者を思い浮かべる外国人と一緒。笑)
みんな質素な服装。庶民の生活はこんな感じだったのでしょうか?
一風変わったクリスマスマルクト。
必見です‼︎
お得情報: デュッセルからはDBのNRWチケット、€43(一日券、5人まで有効 ※2016年現在)を購入すれば、途中のKölnにも立ち寄ることができます。