日本の新幹線にあたる、Deutsch Bahn(ドイツ鉄道 通称DB)のICEとIC🚄
ちなみにICEはInter City Express、ICはInter Cityの略です。東海道新幹線なら、のぞみがICE、ひかりがICと言ったところでしょうか。
最初の3カ月くらいは、日本とルールが違い、困惑しました。
まずは指定席と予約席のある車両の見つけ方について説明します。
自由席については記事の後半で
指定席券の見方
今回の切符は、券売機で購入しました。券売機だと乗車券と別に指定席券が出てきます。
窓口・ネットで購入した場合は、乗車券と指定席券は同じ一枚の紙になります。
Von:出発駅 Nach:到着駅
Datem:日付 15.02(2月 15日)
Uhrzeit:時間
Zug:列車番号
Wagen:車両番号
Kl:車両クラス 2は二等車
Sitzplatz:座席番号
*指定席料金 4.5EUR/片道
券売機だと列車が何番線に来るかわかりません。アプリ、駅入口にある大きな電光掲示板等で確認してください。
窓口・ネットの場合は切符に書いてます。
まずはホームに向かいます。
自分の車両の見つけ方
ホームに着くと1つ目の難関ポイント。
新幹線はホームの乗車口に、何両目が来るか書いてますよね。
DBは違います。決まっていなくていつもバラバラ。
なぜなら電車により車両番号の付け方も向きも違うから。ホームに表示のしようがないんです。
でもホーム内の掲示板で、自分の車両がホームのどの辺りに来るか確認できるんです。
まずは掲示板に向かいます。
掲示板に行くと、車両一覧のポスターがあります。
これは、今いるホームから出発する列車の車両番号一覧です。出発時間と電車番号そして、車両の絵が書いてます。
赤い糸の場所が今立っているホームの場所です。
切符をみて、出発時間、列車番号 Zug、車両番号 Wagenを確認します。
今日の電車は、7:53発、 ICE 845、24両目は。。。。ありました。
今立ってる場所には22両目がきます。
そんなに遠くなくてよかったです。
こうやって掲示板で事前に調べることができます。これでスムーズに電車にのれますね。
指定席の見つけ方と自由席の見つけ方
指定席の場合は、自分の席番号を探せばいいので問題ありません。
自由席の場合(=予約無しの場合)が少し難しいんです。
なぜならDBは、指定席車両と自由席車両の区別がありません。東海道新幹線なら1〜3両目が自由席でわかりやすいですね。
さて、どうやって見つけるかというと。
座席上の表示で見つけます。
自由席: Frei (Free)もしくは 表示無
指定席: 出発駅から到着駅が表示
窓際の11番は、何も書いてないので自由席
廊下側の13番は、Düsseldorf - Stuttgart間で予約済みです。
このように、予約済みの区間が表示されます。
座席番号の横に四角枠がついてあるのが窓側、ついてないのが廊下側です。
出発ギリギリに券売機買った場合は、予約しても『ggf.freigeben』や『frei』と書いてあるときがあります。つまり列車に反映されてない場合があります。
ちなみに『ggf.freigaben』は、予約済の人がいるかも知れません。もし来たらあけて下さい。という意味です。
なので、もし自分の予約席に誰か座っていたら、切符をみせて、「ごめんねー、予約済みなの」って言ってあけてもらいましょう。
この日は混んでないので、空いてるとこに座りましたが、たいていは「Entschuldigung (Excuse me)」と言ったらどいてくれます。
ドイツ人はまじめなので、ちゃんとどいてくれますよ。
どいてくれなければ、車掌さんの力を借りましょう。
ドイツに来たばっかりのころは、
指定席の車両がどこに来るかわからない。
自由席かどうか分からず座ってドキドキする。
なんて分かりにくいんだ‼︎と思ってました。
日本の常識で考えてたからわからなかっただけで、こっちのルールを知れば何ともないんですけどね。
日本の常識が通用しない。そんなDBの指定席と自由席でした。